航空券の勉強~運航航空会社とマーケティング航空会社の違いとは~

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コードシェア便

みなさんこんにちは!あぐもんです。

マイルの解説やチケットクラスなどに続き、今回は運航航空会社とマーケティング航空会社の違いについて解説していきたいと思います。

コードシェアと言う言葉を聞いたことがある方は多いと思いますが、詳しいことはわからない方向けに紹介していきます!ではどうぞ。

目次

・運航航空会社とマーケティング航空会社

・コードシェア便について

・まとめ

運航航空会社とマーケティング航空会社

まずはこの2つについて解説していきます。

運航航空会社とは、その名の通り搭乗する飛行機です。JALならJALの飛行機。ANAならANAの飛行機に乗るということです。当たり前だろ?と思ってるかもしれませんが、マーケティング航空会社と混乱してしまう事があります。ではマーケティング航空会社とはなんでしょうか?

マーケティング航空会社とは、航空券を販売している航空会社です。例えば、JALの飛行機に乗るのに航空券はCX社(キャセイパシフィック航空)から購入している場合などです。この場合、実際に搭乗する飛行機はどちらになるでしょうか?

事項のコードシェア便で解説していきます。

コードシェア便について

コードシェア便とは、1つの飛行機の航空券をいくつかの航空会社が分担して販売している便になります。例に、東京-香港の航空券をJALのHPで検索してみます。

1つ目の航空券はJL29便/運航航空会社 Japan Airlines と表示されています。

この場合、実際に搭乗する飛行機はJAL/マーケティング航空会社もJALということになります。

では次の航空券を見てみましょう。

便名を見ると、JL7045便/運航航空会 Cathay Pacific となっています。

つまりこの航空券を購入すると、実際に搭乗する飛行機はキャセイパシフィック航空になります。しかし、便名はJL7045便の為、航空券はJALから購入していることになります。

これがコードシェア便です。

あまり飛行機に乗り慣れていないと、便名だけを見てJALの飛行機だと思い込んでしまうことがあります。例え便名がJALだとしても、チェックインや荷物の受託は全て運航航空会で行う必要があります。

2つめの航空券を購入した場合は、キャセイパシフィック航空のチェックインカウンターで手続きをする必要があるということですね!

逆に、受託荷物のルールなどはマーケティング航空会社のルールが適用されます。

一般的なエコノミークラスの受託手荷物ルールをみてみましょう。

日本航空

1つあたり23KGを2つまで(MAX 46KG)

キャセイパシフィック航空

30KGまでの重量制。最大個数は2つまで。

同じエコノミークラスなのにルールが違いますね。

先ほどの例の2つ目の航空券を購入した場合、搭乗する飛行機はキャセイパシフィック航空だとしても、荷物のルールは日本航空が適用されます。

ややこしいです(笑)

まとめ

マーケティング航空会社側で航空券を購入すると、

1 実際に搭乗する飛行機が異なる
2 受託手荷物のルールや航空券のキャンセル、旅程変更のルールは購入した航空会社(マーケティング航空会社)のものが適用される

という特徴があります。

慣れるまでわかりにくいと思いますが、次回航空券を購入する際は、注意深く見てみて下さい!

これからも飛行機や航空券の知識について解説していきたいと思います!


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