コロナの影響により在宅の時間が増えたり、外出が出来ず時間を持て余してしまう方が多くいますよね。私もその一人であります。
特にこのブログを読んでくださる方は、飛行機が好きだったり、ホテル滞在が好きだったりと今の状況にうずうずしている方が多いと思います。早く元の生活に戻る事を夢見つつ、今を耐え、飛行機やホテルに想いを馳せましょう!
私は、読書をするに飛行機の中は最適な環境だと思います。また、ホテルのお部屋やプールサイドなどで読む本も優雅で良いですよね。今回の記事では、そんな時に読んで欲しい個人的ランキングで
10冊の本を紹介したいと思います。ではいきましょう!
1.性欲の化学
この本を最初に紹介する事に抵抗がありましたが、Page Backを押さずにお付き合いください。
「性欲の化学」は性欲を科学的に証明しようとした学者の全てが込められた、名著になります。
私はこうした、一見ふざけたような研究を本気で取り組んでいるようなものが大好きです(笑)
サブタイトルは
なぜ男は「素人」に興奮し、女は「男同士」に萌えるのか
秀逸ですね。
著者はオーガス・オギ/ガダム・サイ、2人の神経学者による真面目な研究です。
こちらはネタばれなく、是非自身で読んで頂きたいため、説明も省き1冊目に紹介しました。
自宅にいる機会も多くなっている今、性欲と向き合ってみましょう。
2.7つの習慣
自己啓発本ってなんだか胡散臭いのも多いですよね。
そんな方はこの1冊だけ読めば大丈夫です。
スティーブン・R・コヴィー著の世界的大大大ベストセラー。キングオブ自己啓発。
「7つの習慣」
自分を理解し、周りに影響を与え、それを継続しつづける。
是非自分自身で読み、自分なりに理解してほしいので1つだけ中身の紹介です。
第Ⅰ領域・・・緊急且つ重要 (期限のある仕事や徹夜の試験勉強など)
第Ⅱ領域・・・緊急でないが重要 (資格の勉強や読書など心身のリラックスなど)
第Ⅲ領域・・・緊急だが重要でない (会社のメールや無意味な接待など)
第Ⅳ領域・・・緊急でもなく重要でもない (SNSや寝る前のネットサーフィンなど)
時間管理において、第Ⅰ領域に関しては人生経験をもとにだれもが時間を割くのは明らかです。
しかしコヴィー先生曰く、人生を好転させるには第Ⅱ領域の時間を生み出す事が重要である。
とのことです。言われてみればそうですよね、将来自分の為になると分かっていても緊急性がないと人間は後回しにしてしまいます。
誰もがわかったつもりでいる当たり前の真実を、わかりやすく力強く解説してくれます。
この本の内容を習慣にできれば、言葉通り人生が変わるでしょう。
是非手に取ってコヴィーさんの教えを自分の知識にしてください!
今日から寝る前にスマホでネットサーフィンすると失明しますよ。
3.メモの魔力
次に紹介するのは「メモの魔力」です。
著者はSHOWROOMを経営する前田裕二さん。編集者は箕輪さん、元カノは石原さとみであります。
この本を一言で要約すると、メモは人生を変える。
メモの中には2種類あり、以下のように紹介されています。
・記録のためのメモ
・知的生産のためのメモ
1つ目の記録のためのメモに関しては、普段私たちが何気なくしていることがまさにそれですね。
2つ目のメモである、知的生産のためのメモこそが人生を変えうる力を持つと著者の前田さんは訴えています。
知的生産のメモとは何かを簡単にまとめますと、
感性を揺さぶられたり、感銘を受けた言葉などを記録のためのメモとして残す
↓
広義な意味へと抽象化する
↓
自身のアクションに転用する
このなかでも抽象化が難しく訓練が必要だと述べていますが、実際読んでいてかなり脳に汗をかいて行う必要があるなぁと思いました。
そして自身のアクションに転用するには、自分自身の事を圧倒的に知らなければいけない。とのアドバイスのもと、本書の後半には就職面接で頭を悩ませたような質問が1000問(笑)記載されています。
飛行機やホテルの中で全力で答えてみましょう。
自身を知り、やりたいことに没頭し、人生を変える。
そのためにメモをしよう。
1日あれば読み切れる文量になりますが、自分の目を背けていた部分から逃げずに向け入れ、それを活用していくというメッセージが強く込められていて、読み応えがあります。
是非1読を!
4.深夜特急
旅行好きの皆様にとって説明不要なバイブルですが、紹介します。
著者の沢木耕太郎さんの壮大な旅路録である「深夜特急」の影響を受け、バックパッカーになったり旅行に飛び出したりと、人生を動かされた方は少なくないかと思います。
インドのデリーからイギリスのロンドンまで乗り合いバスで行くーー。
こう思い立って仕事を投げ出し、1年以上に渡る放浪の先にはーー。
この本の魅力は、まるで自分がリアルタイムで体験しているような細かな描写と、未知の世界に飛び込んでいくワクワクと不安が入り混じった、不思議な感覚を共有できる部分にあると思います。
退屈な日常に飽き飽きしたら、自宅に籠る事につかれ世界に想いを馳せているとしたら、一度この本を手に取り背中を押してもらいましょう。
バックパッカーになる為には、この本を読むことが通過儀礼ですのでお忘れなく。
5.確率思考の戦略論
この本を紹介したくてこの記事を書きました(笑)
全ビジネスパーソンに読んで頂きたい。ビジネス書の頂。
世界屈指のマーケター森岡 毅さんと、アナリスト今西 聖貴さんの共同著書。
P&GからUSJに移り、毎年100万人以上の来場者数増加を達成し続けたのは単なる偶然か?
ジェットコースターを後ろ向きに走らせ、450億円を投じハリーポッターを導入し、天下のディズニーランドを一時的に追い抜き、凄まじい成長を遂げた要因は全て確立によって導き出された、合理的なマーケティングによるもの。
「合理的に準備して、精神的に戦う」
ーーー絶対に負けられない戦いがそこにある時、重圧に対して我々が正気を保つ拠り所は、「合理的に担保されている領域がどれだけ大きいか」---
読んでいて本当にワクワクします。
確率論の名の通り、もちろん数式も出てきますし内容も難しい所もあります。
マーケティングや戦略に直接関わっていなくても構いません。
全人類の心に火をつける、最高傑作のビジネス書であることを約束します。
(ディズニーランドが値上がりするのはUSJのせいやぞ……)
6.夜は短し歩けよ乙女
まず最初に映画を観ましょう。話はそれからです。
よく分からん…….これが初めて読んだ時の感想でした。途中で読むのを止め、しばらくしたら映画があるのを知り観てみました。映画も最初はよく分かりませんが(笑)、観ているうちに独特の世界観にひきこまれていきます。映画にて大枠を理解した後は、本に戻りましょう。いくらかわかります。
自分探しのために夜の街に出歩く乙女と、その乙女に惚れ何とか近づきたい青年の1晩の盛大な物語です。
本のタイトルもいいですよね。タイトル買いしてしまいます。
まずは自宅で映画を観て、その後この本を手に取り飛行機やホテルでじっくり読んでくださいね!
7.女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと
昔ほどではないですが、結婚=ゴールのような風潮って今でも世の中にありますよね。
でも、本当にそうでしょうか。
旦那さんの会社が倒産してしまったら…?
そのストレスで大好きな旦那さんから暴力を受けるようになってしまったら…?
先のことって誰にもわからないですよね。
大好きだった人ともいつか離婚したい日が来るかもしれない。
でもお金もなくて、資格もなくて、就ける仕事がないから離婚できない。
そんなことになってしまわないために
自分の足で人生を歩いていけるように、自分がどうしたいかを諦めないでいられるように、
作者の人生を通して教えてくれる本です。
ちなみに 作者は、イエス高須クリニック!でおなじみの高須先生の彼女、漫画家の西原理恵子さんです。
優しく語りかけるような口調ですが、でも淡々と描かれており、一気に読むことができます。
最後に。
「お寿司も指輪も自分で買おう。その方が絶対楽しいよ。」
個人的に心に響いた言葉です。
8.アウトプット大全
著者 樺沢 紫苑さんはアウトプットの化け物です。
メルマガ毎日発行・・・13年
Facebook毎日更新・・・8年
YouTube毎日更新・・・5年
毎日3時間以上の執筆・11年
年2~3冊の出版・・・・10年
セミナー毎月2回以上・9年
これだけでも凄まじいですよね。しかしこの量のアウトプットを毎日18時までに行います。
そんな樺沢さんが、「結果を出し続ける人は、インプットよりアウトプットを重視する」
と断言しています。
ただの読書をする人と、アウトプットをするつもりで読書をする人ではアンテナの感度が違ってきますよね。日々のそうした小さい意識が大きな違いに現れます。
しかし多くの人は突然アウトプットしろ!!と言われても何をしたら良いかわかりません。
そんな方はまずはインプットです。そして樺沢さんはインプットについても本を出しているので、こちらから読んでも良いかもしれないですね!
自分の得意分野での学び、仕事の経験、趣味の話など自分の中に留めておくのは勿体ないです。
是非、周りに向けて発信していきましょう!
9.GIVE&TAKE
「与える人こそ成功する」
世の中には3種類の人間がいると著者のアダム・グラントさんは述べています。
ギバー・・・与える人
マッチャ―・人によって与えもするしテイクもする人
テイカー・・搾取する人
この中で最も成功から遠いのはギバーであり、最も成功するのもギバーであると。これはどういうことでしょうか?
それはGIVEする相手を間違うと、ただただテイカーに搾取されつづけるよ、ということです。
詳しくは本書を読んで欲しいですが、互いに良い影響を及ぼす人にギブを続け、
テイカーからは逃げましょう。現場からは以上です。
10.ロジカルシンキング
私も苦手です。
そして学校などでも学ぶ機会は無く、成長していくにつれ自然と出来る人、出来ない人に分かれていくんですよね。
多くの人は、この人頭良さそうだなぁ。。。話上手だなぁ。。。と思った経験があると思います。
そういった方々は自然とスクリーニングやMECEを行い、相手の質問に対し望んでいる回答をすることができます。
出来る人と出来ない人の差はなんでしょうか?
この差は後天的に埋められるのか?
どう鍛えたらよいのか?
就活や転職をしている方、話力を鍛えたい方、ビジネスパーソンの教科書になるような技術書です。
(恥ずかしながらこの本を読んで初めてMECEを知りました)
11 シン・二ホン
追加でもう一冊紹介です。
コロナで変わりつつあるこの世の中で、「オワコン」とよばれる日本がどう戦い、どう這い上がっていくのか。
今こそ読みたい1冊です。
かつては発展途上国だった国々の伸びは凄まじいですね。いつまでもGDP世界3位でいられるかもわかりません。
規模の大きい話に思えますが、我々一般サラリーマンでも考えさせられます。
是非この機会に読んでみて下さい!
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